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残りの人生

この前、
肺癌で入院している伯父のお見舞いに
母とふたりで行ってきた。
入院はこれで三度目ということだけど
心配するからとずっと黙っていたらしい。
とりたててこれといった持病もなく普段から健康そのもの。
夫婦であちこちよく遊びに出かけていたイメージが強かっただけに
そのことを聞いた時は本当に驚いた。



病状の程度や具合の詳細は
あまり根掘り葉掘り聞けなくてよくわからなかったんだけど
抗がん剤の治療を受けているということ。
首(頬の下)のところのリンパ腺が大きく腫れていたのが
ちょっと気になった。
そしてやっぱりやつれていた。


伯父は80歳、
からっとした性格でよくよもだを言って
私たちを困らせたものだ。

  よもだは伊予弁。
  知っているのに知らないふりをしてすっとぼけたり
  いい加減、無責任、ふざけているetc.
  でもベースには憎めなかったり情が通っている、という感じだろうか。
  ちょっと上手く比喩、表現がしづらい独特のニュアンスがあるのです。


                      以上私の解釈ですが。

そんなものだから、
最初のうちはから元気で私たちを笑わせたりしていたのが
ふっと真顔になったかと思うと、
突然タオルを顔に押し当て、押し殺すように
伯父は肩を震わせて泣き始めた。
しばらくするとまたいつもの伯父に戻ったけれど
本当に辛いんだなぁ、と胸が痛くなった。



そんな伯父を母はいたわしく思いながらも
「頑張らんといかんよ、私も頑張るけん。」
と、しっかり励ましていた。
母も癌闘病の身。
6月に続き先週も残りの病巣の
ラジオ波入院治療を終えたばかり。
実はまだやっかいな治療を要する癌が残っている。
(10月に再度実施)
患者にとって治療にあたる上で気持ちが萎えることがいちばん恐い。
母は兄を励ましながら自分自身にも言い聞かせているようだった。
これで母の兄弟姉妹7人中4人が癌ということになる。
医学は日進月歩とはいうものの
まだまだ厳しい現実。
どんなに高齢でもやっぱり人間、
生きたいのだ。
ふたりとも何とか持ちこたえてほしい。



帰り際、私は伯父の手をしっかり握って
気持ちを伝えた。
そして時々は顔を見せよう、
そう思いながら病院を後にした。








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Posted by purecream on 16.2012   0 comments   0 trackback
Category :大切なこと

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